初めに
先日2、3年ぶりに物を咀嚼(食べ物を噛むことを)すると歯に違和感と少しの痛みを感じたので、歯医者にいきました。
まぁ最初に言われたのは「歯石がひどい」とのことでした。
(一応歯に関わっている職場にいながら自分の歯には無頓着でした・・・笑)
とりあえず歯の痛みの原因を調べるためにレントゲンを撮りました。
結果は歯の痛みがあるのは関係なく虫歯があるとのこと。
そしてもう一つ言われたことが少し気になって調べて記事にしてみました。
それが今回の”歯周病タイプ”と”虫歯タイプ”の話です。
私はどうやら”歯周病タイプ”らしいです。歯医者さんには「むしろここまで歯石が溜まっているのに(恥ずかしい)あんまり虫歯が進行していないことと、歯肉が歯周病タイプですね」と言われました。
なので今回はいろんな歯医者のブログや言われたことを参考に記事にしていきます。最後までみていただけたら幸いです。
歯周病と虫歯の違い
口の中の代表的な病気
口の中の代表的な病気…それは歯周病と虫歯です。
歯周病は日本人が歯を失う原因として最も多い病気です。
虫歯は子供から大人まで悩まされる辛い病気です。

歯周病とは?
歯周病とは、「歯の周りの病気」と表現するとおり歯を支える骨の病気です。
歯周ポケットに溜まった歯周病菌が悪さをすることで歯肉に炎症が起こり、
進行することで歯を支える歯槽骨が溶かされて最終的に歯が抜け落ちてしまいます。

虫歯とは?
虫歯とは、虫歯菌の出す酸によって歯が溶かされる病気です。
歯の表面に発症した虫歯は、やがて歯の奥の象牙質、その下の神経まで進行していきます。
一度進行した虫歯は治療しない限り治らず、最終的に歯は原型を失うほどボロボロに溶かされてしまいます

歯周病と虫歯の違いのまとめ
歯周病と虫歯の違いについてまとめます。
- 発症の要因の違い:どちらも細菌の感染によって起こるが、要因となる細菌は全くの別物
- 症状の違い:歯周病は歯肉が炎症を起こして歯槽骨が溶かされ、虫歯は歯が酸に溶かされて穴があく
- 治療方法の違い:歯周病は歯石の除去とプラークコントロール、虫歯は患部を削るのが基本
- 自覚症状:歯周病は歯肉の変色や歯肉からの出血、進行すれば歯のグラつきなど。虫歯は痛みを感じる
これら4つのことから、歯周病と虫歯の違いが分かります。
それぞれ全く別の病気ですが、怖さを対象にこれらを比較することはできません。
歯周病は痛みを感じないので軽視する人もいますが、最終的に歯を失う怖い病気です。
虫歯も辛い痛みを感じる点で辛いですし、やはり最終的に歯を失います。
つまり、歯を守るためにはどちらも予防と早期治療を心掛けなければなりません。
タイプ別の特徴
(あくまでの参考程度に・・・。)
歯周病タイプ
- ・口腔内細菌のなかで、歯周病菌の占める割合が多い
- ・歯並びが悪い
- ・口呼吸をしている
- ・歯ぎしりや食いしばりをする
- ・頻繁に間食をする
- ・喫煙、不規則な生活、糖尿病を患っている
- ・歯のトラブルの経験が少なく、あまり歯科医院に行ったことがない
虫歯タイプ
- ・口腔内細菌のなかで、虫歯菌の占める割合が多い
- ・歯並びが悪い
- ・口呼吸をしている
- ・お菓子やジュースなど甘いモノのよく摂取量する
- ・頻繁に間食をする
- ・小さい頃から何度も虫歯治療を経験している
両方なりやすいタイプ
- ・生まれつき免疫力が弱い
- ・歯質が弱い、耐酸性に劣っている
- ・虫歯や歯周病の原因菌を多く持っている
- ・歯磨きをほとんどしない
- ・10年以上歯科医院に行っていない
- ・正しい歯磨き指導を受けたことが1度もない
両方なりにくいタイプ
- ・生まれつき免疫力が強い
- ・歯質が強い、耐酸性に優れている
- ・虫歯や歯周病の原因菌をあまり持っていない
- ・毎日正しく歯磨きをしている
- ・口腔内への意識が高く、定期的に歯科医院で検診もしくはPMTCを受けている
まとめ
まぁ結論をいうと歯医者に行ってください。笑
しかないです笑
歯医者で正しいことを身につけて大事に歯を失わないようにしていきましょう(私もこれから気をつけます笑)
ここまで読んでくださってありがとうございました。
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